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施工事例トップへ耐震リフォーム 金沢市 東邸(自宅)
今回ご紹介するのは、私(東武志)が中古住宅を購入し、耐震リフォームした物件です。
昭和56年以前に建てられた住宅は、新耐震基準に合致していない可能性が高く、各市町村でも、耐震化を積極的に勧めています。
今回は金沢市から、耐震診断で10万円、耐震設計で20万円、耐震リフォーム施工で130万円、合計160万円の補助を受けました。耐震リフォームにかかった費用は400万円弱でしたので、とても助かりました。
他にも、エコポイントで30万ポイント、耐震リフォームをすると15万ポイントさらに上乗せできます。 本来なら新築に住みたかったところですが、下手にビニルクロスや新建材だらけの新築を建てるよりも、耐久性のある、よい木材を使っている古い物件を購入し、自然素材をふんだんに使い、健康的な住宅にリフォームした方が良いのではと思いました。そこで気に入った場所に良い中古物件があったので、耐震リフォームをしようと考えました。 私の息子たちも、自然素材に囲まれた空間で遊びまわってとても喜んでいます。
ローコストの住宅を建てるよりも、このように中古物件を購入し耐震リフォームをしたほうが、補助金などがあるので、よりお得な木の香りのする住まいにできました 。

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着工前の外観です。築33年の住宅で、新耐震基準施工前の物件です。
玄関を入ったところです。以前住まわれていた方の<br />
手入れが良かったので、傷みなどはほとんどありません。
道路に面した部屋です。窓が壁面いっぱいに取り付けられているので、耐力壁がありません。<br />
大地震が来た時には、倒壊する可能性があります。
解体途中の様子です。筋かいは金物で補強されていないので、<br />
大地震の時には、筋かいが外れてしまう可能性があります。
基礎の補強です。既設の基礎は無筋コンクリートだったので、鉄筋を入れて補強しました。<br />
また縦筋は、フックをつけ引き抜き耐力をアップさせています。
壁に筋かいを入れ、補強しました。また、2階の外壁の直下に1階の壁がくるように耐震設計しました。<br />
2階の耐力壁の力の流れがスムーズに基礎まで伝達します。
基礎を鉄筋コンクリートで補強しました。
大きな窓を取り外し、両側にダイライトという面材を張り、耐力壁を設けました。
断熱材の施工状況です。耐震補強と同時に羊毛断熱材ウールブレスを壁内に充填しました。<br />
これで壁体内結露の心配もなくなります。
完成後です。あわてて入居したため、物が散らかって見えます。すみません(^_^;)
外観です。耐震リフォームした外壁は、水に強い能登ひばを張っています。
2階は壁を撤去し、2部屋だったのを1部屋にしました。将来子供たちが大きくなったら、<br />
簡単な間仕切りで対応できます。壁クロスは、オガファーザーを使用しています。
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